2001年8月1日更新
ついに一眼レフタイプのデジカメを買ってしまいました。いろいろと迷ってなかなか購入できずにいたのですが、ミノルタからDiMAGE7が発売になり、その仕様を見て決めてしまいました。購入して半月後の使用感を報告します。
基本的な仕様の一部だけ紹介しておきます。
| 仕様 | 感想 |
| 形式 フラッシュ内蔵AE/AFレンズ一体型一眼レフタイプデジタルカメラ |
一眼レフタイプを私なりに解釈してみると、「ビューファインダーがついていること」かな? 一般的なデジカメのイメージは、背面の液晶モニタを見ながら撮影ですが、一眼レフタイプはビューファインダーというのぞき窓がついていて、液晶モニターか、ビューファインダーどちらかを使用します。ビューファインダーを使用する場合、カメラを顔に押し付けることが出来るので、液晶モニターを使用する場合と比べて、手ぶれ防止になります。また屋外など明るい場所では液晶モニターは非常に見にくいのですが、ビューファインダーはこの問題も解消してくれます。 |
| 撮影素子 2/3型総画素数524万画素 |
CCDは画素数ばかりでなく、その大きさが画質に大きな影響を与えます。2/3型というのは、レンズ一体型では大きなほうです。 |
| 有効画素数 495万画素 (2568×1928) |
プリント用には200万画素もあれば十分と思っていましたが、ミノルタのHPにある写真を見て、イメージが変わりました。やっぱり500万画素はきれいです。 |
| ズームレンズ 28〜200mm(135換算)開放絞りF2.8〜F3.5手動ズームマクロつき |
広角側が28mmという点は非常に気に入っています。手動ズームもGOODです。これまでの電動ズームと比べて、銀塩の一眼レフに近い操作感なので、ストレスを感じません。開放絞りも、よしとするべきでしょう。マクロへの切り替えもレンズについたスイッチひとつなので、手軽です。 難点をいくつか挙げるとすればマクロ領域が180〜200mmになってしまうこと。これだけ焦点距離が長いと、手ぶれが心配です。またマクロにしないと最短の撮影距離が50cm必要です。料理の写真を撮るときに、これまでよりはなれて撮る必要があります。レンズ設計上いたしかたないと思いますが… |
| フォーカスモード ワンショットAF、コンティニアスAF、MF |
ビューファインダーなので、これまでのRDC-200Gと比べれば、マニュアルでもある程度ピントの確認が出来ます。ただしビューファインダーもLCD像で、実像ではないので銀塩の一眼レフのようなピント確認精度は望めません。 AFではフレックスフォーカスポイントという機能がついており、十字キーで選択することにより、ファインダー内のほぼどこにでも、フォーカスポイントを持ってくることが出来ます。花や風景などを三脚を使って撮影する場合、この機能はとても便利です。露出もこのポイントで調整されます。 |
| 露出モード プログラム(シーンセレクタでポートレート、スポーツ、夕景、夜景、テキストも選択可能)、絞り優先、シャッタースピード優先、マニュアル(バルブも可能) |
まずシーンセレクタでは、選択したシーンで露出だけではなく、AFモード、シャープネスなども調整されます。プログラムでは簡単な操作で、露出、コントラスト、彩度などを調整することも可能。でもこの機能、露出以外は使いこなせないかも。 もちろんすべてのモードで絞り、シャッタースピードが表示されているので、手ぶれの目安になります。 |
カメラ購入時128MBのコンパクトフラッシュの購入を勧められました。この容量で、撮影枚数は以下のようになります。
| 画素数 | モード | 撮影枚数 | データサイズ | ファイルフォーマット |
|---|---|---|---|---|
| 500万 | RAW | 12枚 | 9.4MB | 生データ |
| 500万 | S.FINE | 8枚 | 14.1MB | TIFF |
| 500万 | FINE | 62枚 | 2.2MB | JPEG |
| 500万 | STD. | 119枚 | 1.1MB | JPEG |
| 500万 | ECON. | 173枚 | 650KB | JPEG |
| 200万 | STD. | 259枚 | 500KB | JPEG |
| 130万 | STD. | 390枚 | 350KB | JPEG |
| 30万 | STD. | 892枚 | 160KB | JPEG |
| 30万 | ECON. | 1000枚以上 | 140KB | JPEG |
すべてを紹介しても意味がないので200万画素以下は一部のみ紹介しています。
少し説明が必要です。まずモードの「RAW」です。ファイルフォーマットに書いたように「生データ」と言うことになります。このカメラではまず12bitで撮影します。RAW以外は自動的に画像処理され8bitとなります。RAWとは画像処理されていない12bitの生データということになります。RAWはミノルタ独自のフォーマットで、専用のアプリケーション以外では開くことが出来ません。
RAWのメリットは、撮影後の写真を見ながらコントラスト、ホワイトバランス、彩度、シャープネスを調整出来る点にあります。もちろんJPEGでも撮影後にこれらの調整が出来ますが、RAWの場合、これらの調整をしても画像の劣化を最小限に押さえることが出来ます。
S.FINEモードのファイルフォーマットはTIFFです。画像処理され8bitになり通常のフォトレタッチソフトで開くことが出来ます。JPEGの圧縮が行われていないので、RAWの次に高画質ということになりますが、S.FINEとFINEの違いが気になったり、問題になるケースはほとんど稀と考えるべきです。データサイズが大きくなってしまうので、このQualityモードを選択することはほとんどないでしょう。
FINEからECON.の違いはJPEGの圧縮率の違いです。
まず銀塩の一眼レフF90の代わりになりえるかというのが大きなポイントです。私の印象では用途を限定すれば代わりになります。ハイキングに行く場合、これまで荷物の重さの半分はカメラでした。カメラが重ければ三脚もそれなりの重量が必要になり、これまで三脚を携行することは不可能でした。DiMAGE7の質量は505g(電池、CFカード含まず)なので、これにあわせ軽い三脚を購入しました。カメラ三脚をあわせても、これまでの一眼レフよりも軽くなるでしょう。これまで愛用していた90mmマクロが使用できないのがちょっと残念ですが、これからのハイキングのお供はDiMAGE7となるでしょう。
結婚式など多くの人を撮る場合はこれまでどおりF90を使います。スピードライトのシステムを新たに購入しなければならないし、速写性の点でもF90に軍配が上がります。写真を整理する手間を考えれば、銀塩フィルムの同時プリントには多くのメリットがあります。
この他の使い勝手については、写真をまじえながら、写真日記で紹介してゆきたいと思います。