2001年7月26日更新
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35万画素のデジカメが安くなり、ブームになり始めたことから「ほしい!」と思っていたのですが、実際に購入したのは半年ほど前になります。便利なツールですがコンパクトカメラの代わり程度にしか使っていませんし、使い込んでいるのも半年前に購入したRDC-200Gだけですから、その感想を中心に述べてゆきましょう。
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デジカメっていくらくらい? Windows95デスクトップパソコンでの注意点 画素数の話 RDC-200G 撮影枚数
ほとんどケースでデジカメだけを購入したのでは「明るい暗室」と楽しむことが出来ません。カメラのほかに揃えなければならないものがあります。お店で説明をしてくれますが私なりの説明をしておきます。
| デジカメ用メモリ | 5千円から1万2千円 | デジカメ用メモリはスマートメディア、コンパクトフラッシュ、メモリースティックなどがあり、デジカメメーカーによって何を使うか決まっています。実用的なのは32Mか64Mの製品で、32Mなら5千円くらいから、64Mだと1万2千円くらいまでで購入することが出来ます。 |
| アダプタ | 800円から4000円 | 800円から4000円 メモリをPCカードスロットで読ませるためのもの。カードリーダーを使用する場合、アダプタを使用しないこともあります。 |
| カードリーダー | 5千円から1万円 | デスクトップなどPCカードスロットのないパソコンを使っている場合は、このカードリーダーが必要になります。スマートメディア、コンパクトフラッシュ、メモリースティックなど専用のカードリーダーのほかに複数の種類のメディアを読み書きできるカードリーダー、PCカード利用できるものもあります。インターフェイスはUSBです。 |
| 電池 | 千円くらい? | デジカメは電池の消耗が激しいため、ニッケル水素などの充電池は必需品です。カメラにあったものを2セットは用意しましょう。 |
| 充電器 | 4千円くらい? | 充電池に充電をするためのものです。 |
私の友人がWindows95のデスクトップパソコンを使用していて「このあたりがデジカメを使用するときの盲点だな」と感じたので書いておきます。デジカメ画像をどのようにしてパソコンに取り込むかということです。友人はスマートメディアを使うタイプだったのでお店でスマートメディアをFDDで読ませるアダプタを勧められて購入してきました。でもこの方法はフロッピーからのコピーと同じなのでとても遅いです。
カードリーダーはほぼすべてUSBインターフェースなのでWindows95パソコンでは使えません。Windows98(今だったらMe)にOSをバージョンアップして、USBインターフェースカードを差すくらいしか手段がないでしょう。Windows95からMeへのバージョンアップは13000円弱ですから思い切ってWindows2000を導入し、USBインターフェースをつけてカードリーダーを導入して25000円といったところでしょう。FDDで読ませるアダプタでこまめに取り込んでゆくか、カードリーダーを導入するか難しい選択だと思います。
フラットベットスキャナーのところで130万画素はポストカード、200万画素はAー4、300万画素はAー3に印刷するために十分な画像サイズであるというようなことを書きましたが、最新の日経パソコンのテストでは130万画素でもA-4に印刷して十分きれいな写真が得られるとなっていました。プリンターの進歩とともに「小さな画像もきれいにプリント出来るんだなー」などと漠然と考えています。先のことはわからないので現時点で考えてゆきましょう。
デジカメはWeb専用なら、35万画素、銀塩のコンパクトカメラの代わりに使うのなら200万画素以上と考えてよいでしょう。200万画素以上のデジカメは音楽の聴けるものや、動画の撮れるもの、音が録音出来るものなどいろいろと機能があります。今後購入するなら画素数はとりあえず200万以上として、その他自分にあった機能がついているものを選ぶべきでしょう。
私の使っているデジカメの名称です。主な仕様は次のようになっています。
| 防水 | JIS保護等級7(防浸型) |
| 有効画素数 | 216万画素 |
| 焦点距離 | 38〜114mm(35mm換算) |
| 開放絞り値 | F:3.2〜F:3.7 |
| 最短撮影距離 | 約4cm |
| ファイルフォーマット | JPEG(Exif2.1) |
| 電源 | 単3型4本 |
デジカメ購入に当たってもっとも重視したことは「温泉の写真を撮れること」です。これまで温泉の写真を撮るときにはフジの工事用カメラを使っていましたが、ピントを目測で合わせなければならないなど、不便な面もありました。コニカのデジタル現場監督(*1)なども検討したのですが130万画素だし(Aー4に印刷するには200万画素必要だと思っていた)と躊躇していたところにリコーの200万画素の防水型カメラ(*2)があると知り、早速購入しました。
*1)工事現場で使用することを想定して「汚れたら洗えばいい」というコンセプトで作られ、多くの工事現場で使用されているコンパクトカメラ。135フィルム用はある程度の衝撃にも耐えられるが、デジタル現場監督は耐衝撃性は謳われていない。
*2)防水型といっても水中撮影を目的としたものではなく、仕様に書いたように防浸型というもので水洗い可能といった程度。
旅行に行くときには一眼レフにポジフィルム、コンパクトカメラ(コンタックスT2)にネガフィルムというスタイルで通してきました。風景や花など自分の作品とするものはポジフィルムで撮り、これといったものは6x9のインターネガ(*3)を起こして全紙にプリントしてマットパネルにして飾ります。しかし人にあげるスナップはポジで撮るとプリント代が高くつくため、コンパクトカメラでネガフィルムを使いサービス版でプリントします。
*3)ポジフィルムから直接印画紙に焼き付ける方法もあるが、全紙など大きく引き伸ばす際はインターネガを起こし、ネガプリントする方式の方が一般的。またインターネガを起こす際に135サイズに起こすのではなく、6x9(画面サイズ55mmx82mm)や4x5(画面長辺119mm)など中間工程で大きくしておくことにより、最終的な引き伸ばし倍率を低く抑えることが出来る。
インターネットが普及しHPを公開したいとなったときに「温泉の紹介をしたいけれど写真がない」と思いコンパクトカメラをコンタックスT2から防水型のフジの工事用カメラにかえました。その後17年勤めた写真の会社を退職するにあたり「デジカメの方が手軽だろう」と言うことで防水型のリコーRDC-200Gへとの変遷をたどって現在にいたります。
RDC-200Gについては「防水」温泉撮影には十分使えるので満足、「有効画素数」Aー4にきれいにプリント出来るので満足、「焦点距離」欲を言えば広角側35mm換算で28mmまでほしいところですがほぼ満足、「開放絞り値」F:2.8くらいまでほしいのでやや不満、「最短焦点距離」撮影モードの変更をしなくてはならないのでちょっと使い勝手が悪い、「ファイルフォーマット」はJPEGでこれしかないでしょということで満足、「電源」いざというときアルカリ電池がつかえるので満足です。トータルで考えると十分使用に耐えます。フジの工事カメラと比べればRDCー200Gの満足度は高いですが、コンタックスT2との比較となると写真のシャープさでT2に軍配が上がります。でも10万円以上する短焦点のコンパクトカメラと比べるのはちょっと酷な気はします。
使ってみて不満に思う点は、撮影時のタイムラグ、ピント合わせの難しさ、暗い場所での撮影、リモコンでの撮影などです。多くのデジカメはシャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでのタイムラグが長くなっています。RDC-200Gも0.5秒くらいのタイムラグがあります。銀塩のコンパクトカメラを使い慣れているとこの程度のタイムラグも結構気になるものです。最近はタイムラグが少ないデジカメもあるようなので、購入する際は店頭で試してみた方がよいでしょう。
ピントについてはオートフォーカスでいける部分は合格としても、小さなモニタ画面でピントをマニュアルで確認するのはほぼ不可能です。見えにくいし、屋外などで明るければ、モニタ画面ではピントまで確認することは出来ません。コンパクトカメラの替わりだからとあきらめるしかないと思っています。
暗い場所での撮影はことごとく失敗しました。RDC-200Gのフラッシュは3m程度しか届きません。コンパクトカメラだから仕方がないとあきらめて、アクセサリーシューに期待していたのです。リサーチ不足といえばそれまでなのですが、このアクセサリーシューにはX接点がついていないのです。ニコンのスピードライトを使えると思っていたのに、X接点がないのでシャッターを切ったときに発光させることが出来ず使えません。ほかのストロボが発光したのをセンサーで感じて発光するストロボを購入しようと考えたのですが、この方式で発光させると調光の機能がないのです。ある程度の調光機能がないと、人の顔が真っ白に写ってしまいます。電池のもちなどを考えた設計なのでしょうが、せめて内臓ストロボで5mとどく、もしくはX接点をつけて調光機能つきのストロボ使えるようにしてほしいものです。暗い場所でのピントも甘いような気がします。
リモコンはとても便利なのですが、記念撮影など自分が入ろうとすると、いつシャッターが切れたのかわかりません。音と光で知らせるようになっているのですが、音も光も弱すぎて撮影される側ではそのタイミングをはかれません。。コンパクトカメラとしてもデジカメは決して安い買い物ではありません。一眼レフの代わりの機能は求めませんが、コンパクトカメラとしては最高の機能を搭載し、これ一台でどこでも満足出来るくらいに考えていただきたいと思います。
同じ容量のメモリでも画素数と、画質によって撮影枚数が異なります。私の使っている32MBのスマートメディアでは次のようになっています。
| 画素数 | モード | 撮影枚数 | 圧縮比率 | データサイズ |
|---|---|---|---|---|
| 200万 | F | 39枚 | 1/5 | 813KB |
| 200万 | N | 57枚 | 1/8 | 571KB |
| 200万 | E | 124枚 | 1/18 | 246KB |
| 130万 | 95枚 | 1/8 | 330KB | |
| 54万 | F | 117枚 | 1/4 | 276KB |
| 54万 | N | 221枚 | 1/8 | 141KB |
| 54万 | E | 399枚 | 1/16 | 74KB |
ここで気になるのは「モード」です。同じ200万画素でも“F”と“E”では撮影枚数が3倍になります。これは「圧縮比率」の違いによるものです。どの程度圧縮すべきなのか?まだ結論を出せずにいるのですが、とりあえずうちのプリンターでは違いがわからないのでモード“E”で撮影をしています。JEPGの圧縮についてはまた別にお話をしてゆこうと思っています。