2001年2月17日更新

デジタル写真の楽しみかた



写真は撮るだけでなく「見る」という楽しみも重要です。デジタル写真には従来の写真のように紙にプリントして楽しむほかに、画面で見たり、インターネットで送るといった楽しみがあります。


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《ローカル》

デジタル写真のもっとも基本的な楽しみ方が画面で写真を見ることです。フィルムなどからデジタル化したものはパソコンのモニタ上で見ることが出来ます。フィルムスキャナーフラットベットスキャナーを購入した際に、フォトレタッチソフトやビューワーソフトが同梱されているのでそのソフトを使います。またそれらのソフトを使わなくてもネットスケープやインターネットエクスプローラなどのブラウザで見ることが出来ます。まずはファイルをダブルクリックしてみましょう。
デジカメを持っていれば、デジカメのモニタや、テレビ画面でも見ることが出来ます。旅行の写真を仲間とわいわい見るにはテレビが一番です。

《メール》

インターネットに接続出来る環境であれば友人にメールで写真を送るということも盛んに行われています。ただし画像のサイズなど、相手のインターネット接続環境への配慮が必要です。相手が携帯電話の場合は添付ファイルが削除されてしまうので、写真を見ることが出来ません。
現在もっともポピュラーと思われる56Kのモデムや、ISDNでも、添付ファイルは1MB以下にするのがエチケットといわれています。ここで私のデジカメRDC-200Gで撮影した場合のファイルサイズの表を見てみましょう。
画素数 モード 撮影枚数 圧縮比率 データサイズ
200万 F 39枚 1/5 813KB
200万 N 57枚 1/8 571KB
200万 E 124枚 1/18 246KB
130万 95枚 1/8 330KB
54万 F 117枚 1/4 276KB
54万 N 221枚 1/8 141KB
54万 E 399枚 1/16 74KB
データサイズに注目してください。200万画素ファインモードでも813KBなので、1MB以下の条件にあっているようですが、送られたほうは迷惑に感じることもあります。添付ファイルというものはデータサイズが小さいに越したことはないのです。必要最小限でなければなりません。また添付ファイルが送信される際MIMEという変換処理が行われファイルサイズが元のデータより大きくなってしまいます。1.5倍くらいになってしまうこともあるのでそのことも考慮しなければなりません。
この表の中で私がメールに添付をするとすれば54万画素エコノミーモードです。モニタ画面で見るには必要かつ十分な画質を備えており、データサイズ74KBもお手ごろです。プリントしたとしてもサービスサイズ程度の大きさであればきれいに印刷できます。相手先でA-4にきれいにプリントしたいというニーズがあって初めて200万画素クラスの写真を送る必要性が出てきます。ただしこの場合もファインモードではなくエコノミーモードで十分です。
メールに添付する目的で撮影するのであればはじめから画素数とモードを選択できますが、たいていの場合は撮れたものを見て「これ送ってあげよう」と思うものです。私の場合も常に200万画素エコノミーモードで撮影します。この場合はフォトレタッチソフトを使用し、リサイズという画素数を少なくする処理をしてから添付します。フォトCDなら5種類の画像のうち一番データ量の小さなファイルをJPEGフォーマッ(*1)に変換して送ります。フラットベットスキャナーや、フィルムスキャナーの場合は解像度を低くしてスキャンするか、リサイズして適当な大きさにして送ります。
*1)写真をデジタル化する際、もっともポピュラーに使われるファイルフォーマット

《アルバムサイト》

アルバムサイトとはインターネット上で写真を保管、公開してくれるサービスです。あとで紹介する銀塩プリントもやってくれます。ホームページで写真を公開すると自分でパスワード入力などの仕組みを作らない限り、世界中の人が誰でも見ることが出来る環境になってしまいます。公開したい場合はいいのですが、ほとんどの場合友人グループや家族だけが見ることが出来る環境を望むと思います。アルバムサイトではパスワードなどの仕組みがはじめから提供されているため、便利で手軽に利用することが出来ます。しかも無料です。詳細はそれぞれのHP上で確認してください。
サイト名 最大のデータ量
PhotoHighway Japan 50MB
MyAlbum Service マイアルバム サービス 写真50枚
アルバムファン 制限なし?

《インクジェット》

写真のイメージは「紙にプリントされたもの」だと思います。大切な写真はプリントにして持っていたいものです。デジカメで撮影して家のインクジェットプリンターでプリントをして楽しむという方法は、かなりポピュラーになってきました。注意しなくてはならない点は「きれいな写真を何時まで保てるか」と言うことです。銀塩プリントの場合はある程度の時を経て「何時まで持つか」「どのように退色を防いでゆくか」ということが実証されていますが、写真画質プリンタはそこまでの時を経ていません。最近では退色に強いということが謳われているもの出てきていますが、「紙になったプリントは退色する」(もちろんフィルムの状態でも退色しますが)と考え、データを捨てずに取っておけば数年後にもきれいなプリントを得ることが出来ます。

《銀塩》

デジカメなどで撮影した写真も、フィルムを使った場合と同じ銀塩ペーパーに出力することが出来ます。家庭ではなくお店に頼むことになります。アルバムサイトで紹介したところは大体このようなサービスを展開しています。このようなサービスで利益を出すためにアルバムサービスをやっているともいえます。
プリント料金は1枚40円くらいに落ち着いてきているようですが、基本サービス料や送料も負担しなくてはなりません。各社料金体系がばらばらなので比較検討してみてください。また新宿のカメラ量販店にはプリントが出来る「デジプリマシーン」なるものがあるようです。
サービス開始直後は同時プリントの「現像料」感覚で基本サービス料を徴収していたのですが、「何のために必要な料金なのか」ということを明確に出来ず基本サービス料を徴収しない傾向にあります。インターネット上で注文をして、コンビニや写真屋さんでプリントを受け取れるというサービスを展開してもらえれば、送料も不要になり妥当な料金で高品質な銀塩プリントを得ることが出来るのですが…